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PC酒場『Lucifer's Hammer 』の営業日誌                 

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【死の天使】 アズラエル  

2005.10.25

「アズ…、アズラエルなら…」

そうだっ!
死を司るアズならば救ってくれるはずだっ!
俺はルークと共に急いでアズの家に向かうと、
エアが死の淵にいてそこから救って欲しいとアズに懇願した。
昼間元気だったエアが…と少々驚いた様子だったが
「急ぐわよ、時間が無いわ」
と、ラボへゲートを開いた。
ラボに到着し、エアの元へ駆け寄る。
椅子にもたれかかったエアは意識が朦朧としているのか、
反応が鈍くなっていた。

「リストからエアを探している時間は無いわ。
 やってみるけど命の保障はないわよ?」

俺に視線を送るアズ。

「やらなければエアに待っているのは死だ。
 頼む…、救ってくれ…。」

アズはエアに向き直ると「始めるわね」と言い、
呪文を唱えだした。
呪詛成就の刻限まであと僅か、というところで
「彼女、告死リストに載ってなかったようね」
と俺のほうに振り返り微笑んだ。
「ここで死ぬ運命では無かったのよ」
アズは俺の肩をポンッと叩いた。

「エア…?」
俺はそっと肩に手を乗せた。
「ルシ…、アズラエルさん…?」
意識を取り戻したエアは、周りをキョロキョロ見渡した。
「1時間ほど休めば、身体の痺れもなくなるわよ」
そう言うと、アズは何事も無かったかのようにラボを出て行った。

応急措置をしてくれたデヴィルに礼を言うと
俺はエアを隠れ家に連れ帰った。

「エア、傷をみせて」
「は、恥ずかしいよ…」

恥ずかしがるエアの手を引いて浴室へ連れて行き、
湯船の縁へ座らせる。

「どれ…」
服を捲ると、なるほど左側の腰と足に傷がある。
「私、ヴァンパイアだから1日経てば傷もなくなるよ…」
恥ずかしいのか、小刻みに震えるエアが答えた。
「もっと早く治る呪(まじない)をやろう」
俺は傷口に顔を近づけると、魔力を込めてキスをした。

~終わり~

テーマ : Ultima Online - ジャンル : オンラインゲーム

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